2024年7月3日
未公開物件とは?? 未公開の理由から探し方まで大公開!
未公開物件とは?? 未公開の理由から探し方まで大公開!
物件探しをしていると、「未公開物件掲載多数!」といった広告や、
会員登録制の未公開物件(非公開物件)のみを掲載している
ポータルサイトを見たことがあると思います。
「未公開物件とは何??」「未公開物件って怪しい」など
思われた方もいるのではないでしょうか。
ここでは、未公開物件とはそもそも何かというテーマから、
未公開物件の理由・探し方についてお答えします。
目次
■未公開物件とは
■未公開物件になっている理由
■未公開物件の探し方
■まとめ
未公開物件とは
未公開物件とは、SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトに掲載されておらず、
売主から売却依頼をされた不動産会社のみが知っており、
扱うことのできる物件のことです。
宅地建物取引業法上、媒介契約から5日または7日以内にレインズというデータベースへの登録が義務付けられており、
それまでの猶予期間が未公開物件という扱いになります。
また、未公開物件に対して「非公開」物件は、
不動産会社のみが閲覧できるレインズには掲載されてますが、
売主の事情でインターネット掲載不可の物件のことを指します。
以上をまとめると、未公開物件はポータルサイトへの掲載や、
今後レインズを通じて他の不動産会社に知られる可能性があります。
逆に非公開物件は、売主の事情でレインズには掲載されているものの、
インターネット上では非公開へとなります。
未公開物件にしているメリット
未公開物件のメリットは以下のとおりです。
・未公開物件は先着制の申込で有利
・周辺エリアの物件よりも価格や家賃が安いものがある
・立地条件がよいなど優良物件があるときがある
未公開物件は一番手で申し込める
物件の売買は、基本的に一般公開後に先着順で決まります。
しかし、未公開物件であれば物件の申込が始まる前に情報を入手して
購入検討を先回りすることが可能です。
したがって、
・ポータルサイトで常に新着物件を追いかけている
・一度購入申込みをしたが先を越されてしまった経験がある
・条件に合致している物件があればすぐに申し込みたい
という方にとっては、未公開物件は一番手で申し込むことができるという
大きなメリットがあります。
周辺エリアの物件よりも好条件の可能性がある
不動産会社が未公開物件として物件情報の公開を制限している物件は、
周辺エリアの物件よりも価格・賃料が安く、
公開する必要がなく、買い手が決まる可能性が高いです。
立地や間取りが良く資産価値が高い物件に関しては、
レインズに掲載する前に自社で買い手を探す傾向にあるので、
この段階の物件を入手することが望ましいです。
内見を何度もしており、理想的な物件を見つけることができていない場合や、
条件に合致する物件が無いという方にとってはメリットといえるでしょう。
物件の選択肢が広がる
物件を探し始めてまだポータルサイトしか見ていない方や、
内見を一度か二度しかしていない人にとって、
未公開物件は公開物件+αの選択肢として物件選択の幅を広げることができます。
人生に一度の経験であるマイホーム購入という節目において、
可能な限りいろんな選択肢から選びたいというのは多くの人の理想だと思います。
その点で、公開物件を探しながら同時に未公開物件の提案をもらいながら
家探しをするのは大きなメリットと言えるでしょう。
未公開物件の探し方3選
未公開物件の探し方としては、下記の3つの探し方があります。
・複数の不動産会社に希望条件を伝える
・地場不動産会社に相談する
・売却に強い不動産会社に相談する
未公開物件を探すには、不動産会社に足を運び、物件相談をすることが一般的です。
希望の条件を伝えることで、インターネットや広告に掲載されていない
未公開物件を紹介してもらえる場合があります。
不動産会社が媒介を受けた物件が、自社の顧客が希望する条件と合致した場合、
自社ホームページやレインズに掲載する前に、顧客に紹介する場合があります。
複数の不動産会社に希望条件を伝える
未公開物件を探す際は、一社に絞らず複数の不動産会社に希望条件を伝えて相談することで、未公開物件に出会える可能性が高まります。
一般的に不動産の媒介契約を結ぶときは、「レインズ」に物件を登録する必要があります。
「専任媒介契約」の場合は7日以内、「専属専任媒介契約」の場合は5日以内にレインズへ登録する必要がありますが、
完全未公開物件はレインズに登録する前の物件のことを指します。
つまり、複数の不動産会社に相談することでインターネットや広告に載っていない
未公開物件に出会える可能性が高まります。
未公開物件を探している方は、複数の不動産会社に相談してみるようにしましょう。
地場不動産会社に相談する
地域に店舗を構えて長年経営している地域密着型の不動産会社は、
店舗を構えているエリアの物件のみを取り扱っています。
そのため、物件の情報量は多くありませんが地元との結び付きが強いため、
その地域でしか得られない貴重な情報を得られる可能性もあります。
つまり、レインズに載っていない優良物件に出会える可能性があるのです。
売却の強い不動産会社に相談する
不動産売却を得意としている不動産会社であれば、
売却取引が多いため、未公開物件を取り扱っている可能性が高いです。
不動産会社と一言にいっても、その得意分野は業者によって異なります。
例えば、不動産賃貸業のかたわら、不動産売買を手がけている会社もあれば、
不動産仲介業を専門にしている不動産会社もあります。
そのため、未公開物件の探し方として、
売却に強い不動産会社に相談してみるのも方法の1つと言えます。
まとめ
未公開物件を探すには、不動産会社に足を運び、物件相談をすることが一番です。
実際に、店舗に来店することで、
ネットに掲載されていない未公開物件を紹介してもらうことができます。
北摂エリアで中古住宅を選ぶ際は、地元密着のおうちランドにご相談ください。
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